スープをご馳走しましょう

scroll

いじわるなキツネが、ご馳走をするからとツルを家に招きました。

そのご馳走とは、平たいお皿に入ったスープ。
ツルの長いくちばしではどうしても食べることができません。

悲しそうなツルを見ながら、
キツネはツルの分までスープをおいしそうに飲み干してしまいました。

後日、この間のお礼だと今度はツルがキツネを家に呼びました。

細長い壺のなかには、スープが入っていますが、
キツネの口は壺に入らず、どうしても食べることができません。

「きらいなら、わたしが食べてあげましょう」
ツルは細長いくちばしでキツネの分までおいしそうに食べてしまいました。

キツネとツルのご馳走

イソップ童話「キツネとツルのご馳走」より

寓話をモチーフにした
元永彩子さんデザインのテーブルウェアシリーズ

「piece of old tales」をテーマにした元永彩子さんデザインのテーブルウェア。日本の厳しい基準により販売されなかった業務用食器をリメイクした、PASS THE BATONオリジナルのアイテムです。器に描かれたイラストは世界の8つの寓話のワンシーンを描いたもの。イラストからストーリーを想像してみてください、食卓が楽しくなりますよ!

RELATED ITEM